サプリメントは摂るべきなのか?

サプリは必要なのか

ダイエット、トレーニング、を始めると様々な情報が入ってきます。

その中でも情報量が多く、どうすればいいのかわからなくなるものが

サプリメント

です。

特に2020年以降はフィットネスブームというのも相まって

今まで以上に情報が多くありがたい反面、

情報の取捨選択が難しくなってきているように思います。

トレーニング用のサプリとして一番有名なプロテインは、

スポーツ用品店やインターネットで購入するのが当たり前でしたが、

今ではコンビニやスーパーにも必ずと言っていいほどコーナーがあります。

ですが、トレーニングやダイエットの初心者だと

本当にサプリは必要なの?と思うと思います。

結論から言うと

不可欠ではないが、欲しくなるもの。必須に近いのはプロテイン

と言うのが僕の見解です。

個人的にはプロテイン以外にもいくつか摂っているサプリはありますが、それはまた次回。

結論から先に書いてしまいましたが、

お金をかけたくない、という方はプロテイン含む全てのサプリメントは

摂取する必要はありません。

食事で十分に栄養を摂れているというのが理想です。

ただし、多くの運動・トレーニング仲間(がいれば。僕はいません笑)が

プロテインを摂っていると欲しくなるものです。

不可欠ではない、と書きましたが、

プロテインは運動している方だけでなく

全ての人にとって非常に重要なサプリメントです。

なぜプロテインは摂った方がいいのか?

そもそもプロテインとはなんなのか。

プロテインとはタンパク質のことで、三大栄養素の一つです。

*三大栄養素:炭水化物、脂質、タンパク質の3つ

この中でもタンパク質は特に日本の食生活では不足しがちな栄養素なんです。

タンパク質は筋肉だけでなく、皮膚や髪の毛、爪、臓器など

人間のあらゆる部位を構成する栄養素になります。

そのため、プロテインを美容のために摂取する、

ということも一部では話題になっています。

そしてタンパク質は筋肉を成長させるために必要不可欠な栄養素なので、

適切に摂取していくことで基礎代謝をあげ、痩せやすい身体を手に入れやすくしてくれます。

逆にタンパク質が不足して失敗につながるのが食事制限ダイエットです。

無闇な食事制限ダイエットでリバウンドしたと言う方が多くいる様です。

これは食事制限により痩せはしたものの、

ダイエット期間中、タンパク質不足に陥り、

筋力が落ち、基礎代謝が下がってしまうことで

普通の食事に戻した時、以前より基礎代謝が低くなっているので

従来の食事でも簡単に消費カロリー<摂取カロリーとなる様になり

再び太ってしまう、ということなんです。

食事誘発性熱産生:タンパク質中心の食事は太りにくい

少し小難しい言葉ですが

食事誘発性熱産生(DIT: Diet Induced Thermogenesis)

というものがあります。

食後に摂取した栄養素が分解され、

その一部が体熱として消費される現象なのですが、

これは栄養素によって割合が違います。

三大栄養素別に見ると

タンパク質は約30%

脂質は4%

糖質(炭水化物)は6%

程度となっています。

つまり同じ100kcalを摂取した場合、

タンパク質は脂質の約7~8倍、糖質の約6倍も

カロリー消費が自然と進むということなんです。

逆に言えば油ものはタンパク質よりも7倍以上太りやすい食べ物ということです!

だから小腹がすいた時こそタンパク質比率の高い食材を取るべきなのです。

とはいえ、タンパク質の比率が高い食材には脂質も多く含まれがちです。

ダイエットにおいて脂質は減らせるなら減らしておきたいところです。

そうなるとプロテインは

すごく効率が良くタンパク質を摂取できるサプリメントで、

ダイエットにもトレーニングにも必要なサプリメントと言えます。

プロテインはどれくらい摂るべき?

摂取量の目安は 体重の数字 X 1~1.5gと考えれば良いです。

つまり体重60kgであれば60g~90gを

1日の食事から摂取できるようにしましょう。

日本人の平均的なタンパク質摂取量は60~70gと言われています。

プロテインは一回の基準摂取量20gとして、

補助程度の1~2回摂取で十分だと言えます。

ただし、ラーメンのみ、パスタのみなどの偏った食事をしているな、

と感じる場合はそれに合わせて少しプロテインの摂取量を増やしてください。

最後に勘違いしている人もたまにいますが、

筋肉増強剤(ステロイド)の様なものではなく、

ただの栄養素でしかないので摂取しただけでムキムキになることはありません。

安心して摂取して、痩せやすい身体を作りましょう。

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