なぜ長距離(ランニング)ではなく短距離走(スプリント)なのか
社会人になっても運動をしている人は多くいますが、
走りに関連する運動で言えば圧倒的にランニング、ジョギングといった
長距離走ベースのトレーニングを行うのが一般的だと思います。
実際スポーツショップでもラン系のアイテムは長距離のものが多いし、
インターネットでも長距離ベースの知識が多いです。
そんな中あえて短距離走(スプリント)を経験者でもないのに選んだのには当然理由があります。
1番の理由は、子供に「パパかっこいい!」と言われたいからです。
そもそもトレーニング全般においての大きな目標は、子供の運動会で保護者の徒競走で、
圧倒的に1番になり、子供に尊敬されることです。
正直、普段から走っている大人はあまり多くないので、
飽きずにトレーニングをし、陸上経験者のパパが同組にでもいない限り
そう難しくない目標だと思っています。
昨今コロナの影響もあり保護者用の競技が少なくなっている
という話も聞くのでそれが1番の心配な点ですが、、、
足が速くなるためにトレーニングをしてきて、
ランニングとスプリントには大きく違いがあり、
スプリントにはランニングにはない素晴らしさがたくさんあることがわかったので紹介していきます。
- 長距離走(ランニング)と短距離走(スプリント)の違い
- スプリントトレーニングのメリット
- スプリントトレーニングのデメリット
- 初心者は何をすべきか>やってみた感想
1. 長距離走(ランニング)と短距離走(スプリント)の違い
ランニングとスプリントの一番大きな違いは運動(使う筋肉)の種類です。
ランニングは有酸素運動で遅筋繊維をメインで使い、
スプリントは無酸素運動で速筋繊維をメインで使う運動です。
ランニングは広く流行っており、情報は多く、初心者でも自分の限界がわかりやすいため
敷居が低く誰でもすぐに始められる運動(健康方法)です。
一方、スプリントをやっている人というのは、僕が知る限り陸上経験者しかいません。
そのため自然と競技人口は、始める理由が健康のため、ダイエットのために限らず、
ランニングが圧倒的に多くなっていくのが現状だと思います。
ここではあえて短距離走(スプリント)を勧めていきたいと思います。
2. 短距離走(スプリント)トレーニングのメリット
短距離を走ることにおけるメリットは簡単にまとめると下記2点が主だと考えられます。
- 痩せやすい身体を作ることができる
- トレーニング時間が比較的短い
・痩せやすい身体を作ることができる
痩せやすい身体になると言うのは、スプリントは脚だけでなく、
全身を使う超高強度のトレーニングなので、全身を効率よく鍛えることができます。
また、スプリントは無酸素運動なので速筋(白筋)を鍛えることができます。
そのためスプリンターの人はマラソンランナーに比べ体が大きく、
強く引き締まった体型になっていきます。
すごく重要なことですが、速筋を鍛えると身体はいわゆる
「燃費が悪い体」になるため、痩せやすい体質になっていくのです。
燃費が悪い体と言うのは、何もしなくとも多くのカロリーを消費する体、
基礎代謝が高い体ということです。
スプリントは、大きな筋肉である大腿部の筋肉を高強度で鍛えることができるため、
効率的に基礎代謝を上昇させていくことができます。
ランニングの着地時には脚に体重の3倍ほどのd衝撃がかかると言われていますが、
スプリントではその倍である6倍ほどの衝撃がかかると言われています。
それだけ大きな負荷がかかるので脚のトレーニングにもつながるのは当然と言えます。
・トレーニング時間が比較的短い
トレーニング時間が短いというのも魅力的です。
スプリントトレーニングは高強度のトレーニングなので、
基本的に長時間行うことができません。
やってみるとわかるのですが、運動不足な人であれば
100~200mを一回でも走れば疲労困憊になります。
僕も1年以上独自にではありますが、スプリントトレーニングに取り組んでいるものの、
1回に100m換算で全力5本は走りません。
そのため、ウォーミングアップ・クールダウンを含めても
30分あれば十分すぎるトレーニングが可能なのです。
逆に、ランニングは最初10分から始めたとしても、
レベルが上がるにつれ、トレーニング時間が長くなっていくものです。
僕も以前ランニングを行っていましたが、走れるようになればなるほど、
30分から1時間、1時間が1時間半と、
走る距離・時間を伸ばすのが目標になっていくから当然と言えます。
スプリントトレーニングはレベルが上がっても大きく練習時間は変わらず短時間で終わります。
忙しい社会人で運動する暇がない、だけど痩せたい、
健康になりたいと思っている人こそこそランニングではなく、スプリントをしましょう!
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